お手軽点火時期調整

1.

注意:この調整方法では、ECUの学習機能で無効になる可能性が高いです。点火時期はサブコン等ECU側でいじるのが確実です。

走行距離も45000kmを越え、そろそろエンジンにもその影響が少しずつではじめてきました。
特に最近感じていたのが、エンジンの抵抗感がすごく大きくなってきたこと。
エンジン自体の調子は調子良くて上まできっちりふけるんですが、なにかフリクションというかどっか引っかかってるような抵抗感がして、パワーが食われてるような感覚が抜けませんでした。加速のときもそうですが、特にエンブレをかけた時など不自然な抵抗感があります。

そこで詳しい人にいろいろ相談したところ、点火時期調整を薦められたのでやってみました。
先ほどの抵抗感の原因がこの点火時期によるものなのかはわかりませんが、結果的に大成功だったので掲載することにしました。

*この点火時期調整は、F20BDOHCエンジンのみです。VTS等のSOHCエンジンでは調整できません。
*お約束ですが、この文章によっていかなる不具合が発生しても当方では責任をもてません。自己責任で実行してください。

2.


点火時期調整は、ディストリビュータを回すことで調整します。ですので、まず現在の調整位置を2箇所くらいマーキングしておきましょう。失敗してノッキングが発生したときなど、とりあえず元の位置に戻せばどうにかなるはずですので。
次に、エンジンを始動し5分ほど暖機運転をします。目安としては、少なくとも水温計が少し動きだすくらいまでは暖気しましょう。
3.

調

ディストリビュータ取り付けボルトを緩めます。ボルトの位置は上側2つと下側1つの3つです。ボルトは外すのではなく、ハウジングがまわせる程度に緩めるだけです。

エンジン音を慎重に聞きながら、ディストリビュータハウジングを室内方向に回します。(左側の写真の矢印)
この方向に回すことで、点火時期を薦めることができます。(進角)
目安は、大体0.5mmから1mmくらいです。私の場合は1mmまわしました。
回すと微妙にエンジン音が変わりますので、ノッキングを起こしてないかしっかりとチェックしましょう。

調整できたらボルトを固定して、試走します。
最初は低回転から徐々に高回転へと、エンジン音をしっかり聞きながらレブリミットまでまわします。
すこしでもノッキングの徴候が出たら、すぐ車を止めて点火時期を少し戻しましょう。
レブリミット7400rpmまで、ノッキングせずに回せたら、OKだと思いますが、念のためしばらくはエンジン音に注意しながら運転しましょう。(HONDAの場合、ECUが自動調整してくれるのでそれほど神経質になる必要もないそうですが。)

4.

とにかくエンジンの重たさが消え、下から上まで非常に良く回るようになりました。
低速のトルク感の向上、そして高回転(特にハイカムに切り替わってから)は、あきらかにパワーが向上しました。暴力的といってもいいくらいのです。
たったこれだけの調整で、これだけ変わるとは思っても見ませんでしたので、 非常に満足です。

ノーマル設定は気圧・気温やガソリンの質の変動を見越して大幅なマージンを取っているので、そのへんを理解して調整すれば非常に大きな効果を得ることができると思います。ただ、これは個体差なども影響すると思いますので、すべての人に有効かはわかりません。
そのへんをご理解の上、実践してみてください。


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